活況を呈するキャンプ場やグランピング施設

 当コワーキングスペースが所在する山梨県の富士五湖地域は、自然が多く、キャンプ場に適した地域です。また、東京から車で1時間30分程で行くことができ、関東圏からのアクセスが良いのでキャンパーから人気を集めています。
 コロナ禍において、キャンプ場は人との接触が少ないことから、当該地域ではキャンプ場やグランピング施設が新設され、活況を呈しています。

拡大が期待されるワーケーション・ブレジャー市場

 ワーケーションとは、Work(仕事)とVacation(休暇)を組み合わせた造語。テレワーク等を活用し、リゾート地や温泉地、国立公園等、普段の職場とは異なる場所で余暇を楽しみつつ仕事を行うことです。休暇主体と仕事主体の2つのパターンがあります。

観光庁

 ブレジャーとは、Business(ビジネス)とLeisure(レジャー)を組み合わせた造語。出張等の機会を活用し、出張先等で滞在を延長するなどして余暇を楽しむことです。

観光庁
実施形態(イメージ)ワーケーション休暇型、業務型、ブレジャー業務型
出典:観光庁HP 「ワーケーション&ブレジャー」より


 コロナ禍において、「働く場所を選ばない新しいワークスタイル」が注目されています。観光庁は、新たな旅のスタイルとして、また、新しい働き方として「ワーケーション・ブレジャー」を掲げ、今後、ワーケーション・ブレジャー市場は、年平均約40%で成長すると言われています。

 観光地である富士五湖地域は、東京から約 100km 離れ、転地効果(※)に適した場所です。富士五湖地域は、ワーケーション・ブレジャーの有力候補地に上がり、今後、様々な施設においてニーズ対応することが予想されます。
 ※転地効果とは、日常生活を離れいつもと違う環境に身を置くことで、五感が刺激され、呼吸や消化などを司る自律神経の中枢に作用し、心身が元気になったり、リラックス効果が得られると言われています。

高速インターネット回線敷設が難しい施設と連携

 ワーケーション・ブレジャーは、旅先で仕事をすることであり、仕事ができる環境が必要になります。ホテルや旅館等では、ワーケーション・ブレジャーニーズに対応するため、テレワークできるように高速インターネット回線を導入して環境を整えています。

 一方で、キャンプ場やグランピング施設の中には、立地的に光ファイバーケーブルを敷設できず、高速インターネット回線を使用できない場合があります。そのような施設において、モバイルWi-Fi等で対応することになりますが、回線速度に不安が残るほか、維持コストが割高になる場合があります。

 当コワーキングスペースは、そのようなキャンプ場やグランピング施設と連携し、テレワークできる環境を提供します。連携施設は、設備投資することなくワーケーション・ブレジャー利用客を獲得し易くなるメリットがあります。また、両店のリーフレットをそれぞれの店舗で配置し、お互いに宣伝するようにします。

 富士五湖地域でキャンプ場やグランピング施設を利用するお客様にとって、当コワーキングスペースはアウトドア風の雰囲気であるため、キャンプ気分を損なわず、ワーケーション・ブレジャーを楽しむことができます。

FUJISAN VALLEYでは、暖炉(電気式)にあたりながら仕事ができます。
暖炉(電気式)の前で、キャンプ気分を損なわず仕事ができます

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