来店まで結びつきにくい周知活動 

当コワーキングスペース・シェアオフィスをオープンし、認知してもらう事が大きな課題となっています。周知活動として、ホームページ、ポータルサイトへの登録、リーフレットの配布、オープンキャンペーンをしていますが、なかなか来店まで実を結ばないのが頭の痛いところです。

潜在利用者をターゲットにしている

 上記の周知活動は潜在利用者をターゲットにしています。しかし、この方法は競合他社と同じ周知活動を行うことになります。そのため、先行している事業者、知名度が高い事業者、資力がある事業者と戦うのは至難の業です。そこで、工夫が必要になります。

来店してもらいたいターゲットを広げる

 潜在利用者への最も効果的な周知活動は、人づてに聞いてもらうことです。ネット、口コミ、広告等の媒体より、人から聞いた話の方が信憑性が高く、記憶に残るものです。よって、潜在利用者へ直接アプローチしなくとも潜在利用者の周りの方に来店してもらうことで、潜在利用者のニーズが顕在化した時に「こういうお店があったよ!」と紹介してもらえる可能性が出てきます。その周りの方が認知してもらうにあたり、ネットで見た、チラシで見たでは、あまり記憶に残らないため、来店してもらうのが最も記憶に残ります。

どのような方法で来店を促すか

 ターゲットを広げて、来店を促す方法には様々な方法がありますが、当コワーキングスペースでは、新たにレンタルスペースサービスを始め、利用料を1時間110円(税込)で激安のオープンキャンペーンを始めました。

  当初、レンタルスペースサービスをやる予定はありませんでしたが、レンタルスペースは、イベント、セミナー、研修、勉強会、会議、打ち合わせと用途が多様であり、また、土日・祝日にサービス提供することによって様々な年齢層、業種の方が来店できるようになります。なお、コワーキングスペースが平日稼働であるため、土日・祝日のみの限定サービスにしています。

破格の価格を設定して来店を促す

 インパクトのある価格でなければ、来店に結びつかないため、当初、無料をうたっていましたが、レンタルスペースのポータルサイト登録上、最低料金が110円であったことから1部屋1時間110円(税込み)に設定しています。当然、このキャンペーン中は採算は取れませんが、マイナス分は広告宣伝費として捉え、現在はその効果を確認中です。

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